高杢(タカモク元チェッカーズ)の過去の行動がヤバすぎる?再結成は無理?

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藤井フミヤさんが、2021年4月に解散後はじめてチェッカーズ時代の楽曲を歌ったことで、再結成があるのではと期待されています!

確かにそのきっかけとなった番組「激レア!」(NHKプレミアム)を視たファンなら、もう一度チェッカーズとしてのパフォーマンスに期待するところです。

ただ有名な藤井フミヤさんと高杢禎彦(たかもく・よしひこ)さんとの確執が、単なる『暴露本』だけではなく相当ヤバい内容であったことが分かりました。

二人の関係

幼なじみ

高杢禎彦さんは、藤井フミヤさんと弟の藤井尚之さんと幼なじみです。

高杢義彦さんは中学校時代、不良グループの番長格でやんちゃだったようです。

それでも藤井フミヤさんとの仲は良好で、チェッカーズに加入するというのも高杢禎彦さんからフミヤさんに熱望して叶えられた夢でした。

当時のステージ上でも、メインボーカルの藤井フミヤさんを支えるように高杢禎彦さんと鶴久政治(つるく・まさはる)さんのサイドボーカルの3人が、歌い踊るあざやかなパフォーマンスは今でも伝説になっています。

グループの確執

チェッカーズの人気は衰えるところがないのではないかというくらい、デビューから次々とヒット曲を出す中で、当然それぞれに考え方の違いは生じてきます。

特にデビュー当時まるでアイドルのような人気だったチェッカーズの楽曲は、芹澤廣明さんが作曲を担当していました。

自分たちらしい楽曲を目指したかったのではないかと考えられますが、チェッカーズは自分たちのオリジナル曲を発表するようになります

これが芹澤廣明さんとの絶縁と呼ばれてしまいました。

主に作詩をしていたのがフミヤさん、作曲は弟の藤井尚之さんになっていきます。

高杢禎彦さんは、芹澤廣明さんを『師匠』のように慕っていた部分がメンバーの中でも特に強く、そのことも次第にメンバー間の距離を広げていったようです。

フミヤ派といわれた藤井尚之さん・武内亨(たけうち・とおる)さん・大土井裕二(おおどい・ゆうじ)さんと、
高杢派といわれた徳永善也(とくなが・よしや)さん・鶴久政治(つるく・まさはる)さんに分かれてしまったのです。

そしてチェッカーズは人気絶頂の中、1992年12月31日の紅白歌合戦出演を最後に解散しました。

暴露本とワイドショーへの出演

チェッカーズ

内容

高杢禎彦さんはチェッカーズ解散後11年も経ってから、「チェッカーズ」という本を出しました(2003年6月)。

その内容がいわゆる『暴露本』だという風にとらえられ、大きな反響を呼びました。

あくまでも高杢禎彦さんの目線で書かれた本であったものの、グループのメンバーの証言のように受け止められてしまうのは当然の現象です。

そこで高杢禎彦さんは、解散をしたかったのは藤井フミヤさんで、その理由は「か・ね」が目当てだったと書いているのです。

固執した理由

高杢禎彦さんが藤井フミヤさんが「か・ね」を目当てに解散した、と主張した理由は何なのでしょうか?

チェッカーズが芹澤廣明さんらの楽曲提供から、オリジナル曲に移行する中で、曲を作れたのはほとんど藤井兄弟だったことを指すようです。

つまりオリジナル楽曲からの印税が入る、ということなのでしょう。

もちろん藤井兄弟以外の鶴久政治さんもシングル31曲中7曲作曲し、うち4曲は20万枚以上のヒットとなり、いまでも相当額の印税収入があるそうです。

ところが高杢禎彦さんは、アルバム収録曲の作詞を1曲しただけなのです。

楽曲をつくることができなかった高杢禎彦さんは、チェッカーズ時代にでもソロでライブをしてもホールの3列までしか埋めることができなかったといいます。

タレント・俳優として芸能界に残れるのかという点でも、解散時は不安が大きかったはずです。

そのため高杢禎彦さんは、チェッカーズ解散に反対し続けていたようです。

メンバーの死

告別式

「チェッカーズ」を出版して約1年後となる2004年8月、チェッカーズのドラマー・徳永善也さんが舌癌のために40歳の若さで亡くなります。

徳永善也さんは、クロベエの愛称で親しまれており、やさしくひょうきんなキャラクターでした。

この大切な仲間の死を受け、告別式にはチェッカーズのメンバーが参列します。

最前列で徳永善也さんを送ったのはフミヤ派の4人、高杢禎彦さんと鶴久政治さんは2列めとなります。

さらに元メンバーが発起人となった「徳永善也さん(クロベエ)を送る会」に、高杢禎彦さんと鶴久政治さんは加わることができませんでした。

ワイドショーへの出演

「徳永善也さんを送る会」の翌日(2004年9月14日)、高杢禎彦さんが取った行動が決定的に溝を深めることになります。

「送る会」の会見で藤井フミヤさんがリポーターの質問を受け、「モク(高杢禎彦)の本はデタラメと聴いているから読んでいない」と発言。

これに対して高杢禎彦さんはワイドショーへの出演し、自らの著書「チェッカーズ」を『ボーロ本(暴露本)』と表現してスタジオの出演者が凍りついたといわれています。

この「徳永善也さん(クロベエ)を送る会」をめぐって、視聴率が上がるためか連日のように高杢禎彦さんを出演させ、藤井フミヤさんやチェッカーズについてコメントがなされました。

「送る会」に参加できなかった悔しさや、自らも実は2002年に癌を患っていたことなども含め、高杢禎彦さんはフミヤさんやチェッカーズを批判しすぎてしまったようです。

「ザ・ワイド」という番組出演では、なんとその『ボーロ本』である「チェッカーズ」のポスターが貼られていたといいます。

これでは確かに当てつけととらえられても仕方がありませんね。

解散後11年、12年という年月を経て、さらに溝を深める行動をとってしまったといえます。

まとめ

藤井フミヤさんが、封印していたチェッカーズ時代の楽曲を再び歌うことになり、中高年のファンだけではなく、若い世代にも新鮮に聴こえているようです。

フミヤさんは、今後はチェッカーズ時代の歌を積極的に歌っていくということです!

芹澤廣明さんの楽曲提供を断ったことのわだかまりはとけたということですね!

ただ、高杢禎彦さんが解散後11年も経ってから行った本の出版と、ワイドショーでの発言を考えると、チェッカーズの再結成は難しいようです。

ファンにとっては、還暦直前であのパフォーマンスができるフミヤさんと、再びのチェッカーズ全員での熱いライブを期待したいですね。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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