イギリス幻の青い食器フローブルーの通販や購入方法は?値段はいくら?

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イギリスの幻の青い食器と呼ばれる「フローブルー(Flow Blue)」が、アンティークマーケットで大人気です。

この記事では、そのコバルトブルーの美しさで再評価されているイギリスの幻の青い食器「フローブルー」の通販や購入方法と、鑑賞ポイントや値段をご紹介します。

幻のフローブルーとは?

偶然が生んだ神秘の青

幻の青い食器「フローブルー」は、1820年代にイギリスの陶磁器メーカーのW.H.GRINDLEY(グリンドレー)が製造した陶器です。

絵付けに使用したコバルトという青の顔料の成分が不安定だったために、窯で焼いた時、陶器の白い部分に青い色が流れる現象が起こりました。

フローブルーの名前の通り、青が流れるように美しく焼成された陶器です。

その神秘的な美しさは、当初イギリスでは価値を認められませんでした。

なんと初期の「フローブルー」は失敗作として、アメリカへと輸出されてしまったのです。

アメリカでは幻の青い食器「フローブルー」が大人気となり、同じようなものを作るメーカーまで現れたほどです。

そのため幻の青い食器「フローブルー」を生産していたイギリスでは、現在ほとんど残っていないのです。

現在は再び「フローブルー」の価値がイギリスで見直され、アンティークマーケットで幻の青い食器「フローブルー」を探す人が増えています。

鑑賞ポイント

幻の青い食器「フローブルー」を真似た陶器がたくさん作られたため、本物の特長をしっかり押さえたいところです。

フローブルーの美しさは、コバルトの深い青の優雅な絵付けと真っ白な陶器の面ににじむように流れる神秘的な優雅さです。

日本の水墨画にも似ているところがあるかもしれません。

幻の青い食器「フローブルー」は、窯で焼いている時に、顔料のコバルトが激しく踊ると言われていました。

そのため「フローブルー」の陶器の裏面は、全体が淡いブルーに染まっているのです。

この裏面には、社名と年号が書かれたバックスタンプがあります。

実際の「フローブルー」の画像をご紹介します。

【1890年製造のプレート 表面】

【同 裏面】

ー ANTRO -

当時の流行であった中国をイメージした図柄で、オリエンタルな雰囲気とイギリスの絵師の繊細な技術がよく伝わってきます。

裏面のさざ波のような淡いブルーの美しさも、幻の青い食器「フローブルー」の特長です。

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次のページでは、幻の青い食器「フローブルー」の
購入方法や値段についてご紹介します。

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