「ハドソン靴店」の2代目靴職人の村上塁さんは、どの靴修理店でも断られたという靴を卓越した技術で新品のように修理する、超一流の靴職人です!
村上塁さんの元に修理を依頼されてくる靴の数々は、強い想い出や大切にしてきたものばかりです。
高い修理料金なのか、というのはそれぞれの価値観だと思いますが、ハドソン靴店に靴の修理を依頼した時の料金の目安や、新品の汚れや痛み防止など村上塁さんのすごい技術についてご紹介します!
修理料金
見積もり
村上塁さんは「顧客と靴にどこまでも寄り添う」という、とても真摯なスタンスで靴の修理をしています。
そのため修理をする前に、それぞれのお客様の注文をよく聴いてそれに応えることを中心に仕事を進めているそうです。
「多くの場合、まず靴修理に対する嫌な思いを払拭していただくところからスタートです。最初の打ち合わせに2時間かけることもあります」
(中略)
「求めるもの、こうしたほうがいいのではないかということを捉える能力は、お客様のほうがすごいと思わされることが多い。そうした感覚に対して誤魔化しは効かないな、とつくづく思います」
LAST
この顧客の「こうして欲しい」という要望をていねいに聴き、その上で修理料金の見積もりを出しているのです。
靴の修理の打ち合わせに2時間、村上塁さんの元へ靴の修理依頼をしに来るお客様の思いの強さが伝わってきます。
料金の目安
自分にも想い入れがあってどうしても捨てられない靴があるので、村上塁さんの靴の料金がとても気になりました。
恥ずかしながら修理に持って行ったところ、「こんな靴は直せない、新しく買った方が安い」とお店の人に言われてしまった靴です。
自分の場合、どうしても傷みやすいかかとの部分です。
村上塁さんの靴の修理では、いくらになるのか調べてみたところ基本料金が分かりました!
修理の工程の多くは手仕事で行われる。
修理価格は受付時に見積もりをするが、オールソールで約¥40,000〜、
ハンドソーンのオールソールは約¥80,000〜が目安。LAST
正直「安い」とは言えないのかもしれませんが、個人的には修理を拒否されてしまったあの靴がもう一度はけるのなら、お願いしたいと思いました。
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新品や合皮
新品の防汚や痛み防止
村上塁さんの「ハドソン靴店」では、古くなった靴の修理だけではなく、新品の靴が傷まないように事前に破損や汚れないようにもしてくれます!
これは長く大切に靴をはきたいという人にとっては、とても嬉しいサービスだと思います。
しかも購入時の美しさを生かした上で、さらに高い技術ですべりにくくしたりもしてくれるのです!
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まるで芸術品みたいです!
画像も「▷」をクリックして、いろいろな角度から見てみてください!
合皮でも大切な靴
「合皮」というと安いというイメージがあって、私が以前修理をお願いしに行ったお店で言われたように「修理するものではない」「買った方が安い」と言われそうです。
でも、人それぞれ素材だけではなくデザインや想い出など、まだはけるのならはき続けたいという靴はあるものですよね。
村上塁さんの「ハドソン靴店」は、上記で説明した姿勢が貫かれていて、「顧客と靴にどこまでも寄り添う」お店なんです!
そのため、合皮の靴であってもしっかりと美しく修理をしてくれます!
実際に「ハドソン靴店」で修理された、合皮の靴がこちらです!
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靴好きの私は、この画像に感動してしまいました!
購入時の値段やブランドとかではなく、やはり「自分にとっての大切な一足の靴」というところを分かってくれているというところがすばらしいです!
新店舗が展開
HUDSONS
村上塁さんは、2020年に新たな挑戦をしています!
それが、カーボン入り革靴のセミオーダー店「HUDSONS」です!
「ハドソン靴店」の新店舗「HUDSONS」、そして今回開発した革製シューズは「post traditional modern(ポスト・トラディショナルモダン)」のコンセプトのもとに生まれました。
私が師事したハドソン靴店初代オーナーの佐藤正利氏や関信義氏は、
ぶれない芯を持ち全身全霊で目の前の職務を全うする、
まさに“職人”でした。その背中に憧れ育った私は、これまで脈々と受け継がれた職人の伝統を踏襲しつつ、
現代エッセンスを加えた新しい価値観を届けたいとの思いから、このコンセプトにたどり着きました。READYFOR
この新しい「HUDSONS」は男女兼用のデザインで、どんなコーディネートにも合うようにデザインされています。
もちろん、歩きやすさについては徹底的に研究されています。
セミオーダーですが、たった1つのデザイン(1型)に対して152物サイズ展開とすべてのサンプルが用意されています!
デザインと新店舗
村上塁さんは、クラウドファンディングでこの新店舗とセミオーダーシューズを実現させました!
まずはどんな靴なのか、画像でご紹介します!
※ 「▷」をクリックして、いろいろな画像を見てみてください!
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この靴の特徴をご紹介します。
ソールに使用する歩行アシスト用カーボン材。
革製シューズでありながら、スニーカーのような歩きやすさを実感していただけます。
また、シューズは表裏とも動物の革でも1、2を争うほど丈夫なカンガルー革を使用。履きやすく、足なじみもよいことも特徴です。
表面は通常よりさらに丈夫な、数万頭に一頭ほどの貴重なカンガルー革を使用しています。
READYFOR
この村上塁さんの作りあげた、セミオーダーシューズの新店舗「HUDSONS」の引用先の記事にもっと詳しい内容が書かれていますので、ぜひその記事もご覧になってみてください!
靴のディテールもよく分かります!
参照元【READYFOR】URL
https://readyfor.jp/projects/hudsonkutsuten
まとめ
横浜市にある老舗「ハドソン靴店」で、靴職人として真摯に靴づくりとお客様の大切な靴の修理に日々向き合っている村上塁さん。
村上塁さんの元へ修理を依頼されてくる靴は、日本だけではなく海外からも寄せられるそうです。
その理由というのも、本当によく分かりました!
「靴職人」と名乗っているのも、謙虚でありながら靴に対して誰にも負けない情熱を持っている村上塁さんの姿勢が現れているようです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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