MUCC(ムック)のSATOち(さとち)の脱退理由は何?病気が原因だった?

エンタメ

人気ビジュアル系ロックバンド・MUCC(ムック)のドラマ―・SATOち(さとち)さんが脱退することが発表されました!

SATOち(さとち)さんはバンドの脱退だけではなく、音楽業界からも引退するとしています。

MUCC(ムック)のSATOち(さとち)さんの引退理由とは、いったい何なのでしょうか?

SATOち(さとち)

プロフィールと経歴

MUCC(ムック)のドラマ―・SATOち(さとち)さんとは、どんな人物でしょうか?

【SATOち(さとち)】
*本名:高安悟史(たかやす・さとし)
*生年月日:1979年8月12日(2020.12現在、41歳)
*出身地:茨城県水戸市
*身長:170cm
*体重:63キロ

SATOち(さとち)はビジュアル系バンドの中でも珍しい存在のようです。

MUCC(ムック)の「癒し系キャラ」として人気がありました。

また、天然なところがあるようでそこもファンやメンバーから愛されているところのようです。

いくつかのエピソードをツイッターからご紹介します。

Twitterより

ボケがすごくて突っ込みたくなるくらいで、メンバーがツイートしちゃうのは分かる気がしますが、
海外ツアー前日に持っていくつもりのメガネが二週間後にできると喜んでいるツイートは超天然!

でもちょっと怖いイメージもあるヴィジュアル系バンドの中で、
こういったほっこりするような自然体の姿は一般には好感が持てますね!

 

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本人の脱退コメント

MUCC(ムック)のドラマ―・SATOち(さとち)さんは、
自らの脱退についてコメントを出していますのでご紹介します。

■SATOち コメント
突然の報告になってしまい、ごめんなさい。
自分はMUCCを脱退し、
ドラマーとして音楽から引退します。
もっと早く伝えたかったのですが、
メンバーとスタッフと話し合って、
この日に報告しようと決めました。
メンバーに脱退したいという意向を伝えたのは
今年5月の話になります。
決して、MUCCが嫌いになったわけではない
という事はわかってほしいです。
脱退の意向を伝えてからも、いつもと変わらず
接してくれたメンバー、本当にありがとう。
自分なりに、できるだけのことはやったつもりです。
悔いはありません。
辛い事はたくさんあったけど、
それ以上に楽しい事もたくさんありました。
まだもうちょっと、
MUCCのドラマー・SATOちとしての
残りの時間を悔いのないよう、
楽しくやっていけたらな、と思っています。
俺が抜けてもMUCCは走り続けます。
夢烏のみんなには、変わらずMUCCを
応援していって欲しいと思います。
MUCCのドラマーを23年やったという
貴重な体験をさせてくれたメンバー、スタッフ、
そして大好きな夢烏の事、一生忘れません。
今はただ、決まっているライヴを
精一杯頑張るつもりです。
声は出せなくても、楽しんでる顔を見せてもらえれば
それが俺にとって一番の幸せです。
もうちょっとだけ、SATOちにお付き合いください。
それじゃ、武道館で。

SATOち

激ロック

MUCC(ムック)の結成である1997年からの初期メンバーで、
もともとはギターから転向しドラムを独学で身に着けてきたSATOち(さとち)さん。

コメントでも分かるのですが、とても性格が優しいようですね。

ただ気になる部分も感じました。

SATOち(さとち)の性格と病気

どんな性格?

相手を尊重する性格

SATOち(さとち)さんは脱退に当たって、自ら連載(SATOち牛乳)をしていた雑誌「音楽と人」のインタビューに答えています

良くも悪くも、SATOちは自分のことよりも相手の気持ちや考えを大事にしてしまう男だ。

ドラマーとしての自分に自信を持てず、バンドが要求するプレイやセンスを提示できない自分を責めてしまう。

もっと自信を持て、言いたいことを言え、弱音を吐くんじゃないと、
これまで取材で何度も彼に言い続けてきたが、以下のインタビューのとおり、
すでに彼は何年も前に心が折れていたことを知って愕然とした。

その気持ちを誰にも明かすことができないほど、
彼を追い詰めてしまった人間の一人として今、自責の念に駆られている。

もはや彼にとってドラムをプレイすることの苦しみや辛さは、
仲間とバンドをやることの楽しさでチャラにすることができなくなっていたのだ。

そして彼は、このバンドからの脱退とともにドラマーとしての人生に終止符を打つ。

事実上の引退宣言である。

音楽と人

そしてこれに続くSATOちさん本人の言動に、少しというかかなり衝撃があるのです。

自分を責める性格

ドラムについて「昔からヘタクソだった」「いろいろやってもダメ」という思いが語られています。

またメンバーが良い演奏のためにかける言葉に対しても、返答ができないくらいにまで追い詰められていったそうです。

リーダーに怒られてしまったりすることについても、自分を責めて受け入れ続けていたようです。

でも言えないでしょ、ドラマーがドラムのことを嫌いになってるなんて。

そういう核心を突くようなことを言われるから、怖かった

でも、当時からライヴを楽しくやるって感じじゃなくなってたから、そういう俺の気持ちに気づいたんだろうなって。

とにかくリーダーに怒られないようにやるので精一杯だっし」

音楽と人

何だか痛々しいですね。

SATOち(さとち)さんは自らも楽曲を作曲し、「前へ」「夕紅」などのアップテンポな曲を作っているのです。

「キンセンカ」という楽曲では初の作詞も手がけています。

ただインタビューの受け答えに、41歳とは思えない幼さも見え隠れする気がします。

ギリギリなV系

MUCC(ムック)のドラマ―・SATOち(さとち)さんの異変については、
2018年頃から言われていたようです。

ギリギリなV系ドラマ―

SATOち(さとち)さんはドラムをたたき続けてきて右手首の腱鞘炎を発してしまい、
それをかばうことで次々と身体に異変が起き始めていたようです。

右手首の腱鞘炎になったときは歯磨きができなくなりました。
(中略)
右手をかばうと、次はここが痛くなってその次はここに行ってって、
痛みが体を1周していくんですよ。
ROCKAND READ 077

ハミガキという日常生活にさえ影響が出て、それがどんどん連鎖的に身体に痛みが広がっていたのです!

SATOち(さとち)さんは「(自分は)ドラムがヘタ」と言っていましたが、
それ以前にドラムを続けられるのさえ困難なケガを負ったままでいたのではないでしょうか。

2018年にこの記事とMUCC(ムック)のライブを観ていた人は、
SATOち(さとち)さんに身体的限界も近づいている可能性を指摘していました。

それに加えて「できない」と言えない性格、周囲に気を遣う性格という面で、
SATOち(さとち)さんは心理的にも極限まで追い込まれていたと思います。

【SATOち(さとち)さんがMUCC&ドラマーとして最後となる作品】

まとめ

23年もの間、ファンとメンバーに支えられて頑張り続けてきた、
MUCC(ムック)のドラマ―・SATOち(さとち)さんが引退します。

SATOち(さとち)さんを引き留めようとしたたくさんの人がいるようですが、
だれもが今まで彼が背負ってきていた重圧を知ることで次への道に進むことを応援しているようです。

SATOち(さとち)さんに、お疲れ様とありがとうがたくさん届いていると思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました(^▽^)/

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