「味の素」と「ハイミー」、どちらも家庭での料理に使っているという人も多いのではないでしょうか?
ほんの少し料理に加えるだけで、ぐんと味が良くなってくれるので便利です。
そんな「味の素」と「ハイミー」、調べてみるとちゃんとしたおいしくなる『使い分け』の方法があるようです!
目次
特長は違うの?
成分
「味の素」と「ハイミー」は、基本的な成分は同じです。
「味の素」も「ハイミー」も
昆布のうま味成分に代表される『グルタミン酸ナトリウム』、
シイタケや鰹節のうま味成分『イノシン酸ナトリウム』『グアニル酸ナトリウム』でできています。
ただ、「味の素」と「ハイミー」に配合されている分量が違うのです。
それぞれを見てみると、
- 『イノシン酸ナトリウム』⇒ 「味の素」1.25%、「ハイミー」4%
- 『グアニル酸ナトリウム』⇒ 「味の素」1.25%、「ハイミー」4%
となっており、シイタケや鰹節のうま味成分が「ハイミー」にはより多く配合されているんですね!
形状
「味の素」と「ハイミー」はどちらも白いサラサラの顆粒ですが、粒の形が違いますね。
「味の素」の方が小さくて細く、「ハイミー」は大きめです。
この形の違いは料理に使う時、かなり重要なポイントです。
粒の形の大小は、それぞれの料理との溶けやすさやなじみやすさに関係してきます。
粒の小さい「味の素」は冷たい食材にも溶けやすく、例えば醤油などにもすぐにとけてくれますね!
粒の大きい「ハイミー」ではそこが難しく、加熱した熱いものに入れることが多いのではないでしょうか?
この形状の違いは、「味の素」に使う料理と「ハイミー」に使う料理にも配慮されているようです。
相性のいい料理
味の素
使い方
「味の素」は食卓にも置いてある、という家庭もあるようです。
調理だけではなく、「納豆」などのうま味出しにちょっとかける人もいるからです。
我が家では、海苔餅を食べる時に醤油に少し「味の素」を入れて海苔で巻いておいしくいただいてます。
このように「味の素」は食材の美味しさを引き立てたり、料理の味を調える基本調味料として存在していました!
下ごしらえ、仕上げ、味の補いなどであらゆるメニューに使える『万能調味料』です。
よく合う料理
「味の素」によく合う料理としてはどんなものがるでしょうか?
- たまごかけごはん
- チャーハン
- 卵焼き
- いためもの
- 漬物
- おひたし
個人的には、たまごかけごはんが大好きです!
ハイミー
使い方
「ハイミー」は成分からも分かるように、「味の素」より『うま味が強く、コクがある』調味料です。
料理に入れることで、まろやかさやコクのある味わいに仕上げることができます。
「ハイミー」は味噌汁などの汁物やスープ、野菜などの煮込み料理に使うのがおすすめです。
「ハイミー」のメーカーである味の素食品では、酢によく溶ける性質があるので『酢の物』でつかうのもおすすめしています。
「味の素」に比べて少量でうま味を出せるので、たくさん使わなくても十分に料理をおいしくできます。
よく合う料理
「ハイミー」によく合う料理としてはどんなものがるでしょうか?
- 味噌汁
- 吸い物
- スープ
- 含め煮
- 煮込み料理
- 酢の物
まとめ
そんな「味の素」と「ハイミー」、配合されている成分量や形状で使い方を変えれば、料理がもっとおいしくなりそうです!
「味の素」や「ハイミー」の主な原材料は『サトウキビ』で、『サトウキビ』の糖蜜を発酵させてつくられたものなので安心して使えるうま味調味料です。
ぱっとおいしく料理にうま味をつけたい時、「味の素」や「ハイミー」を上手に使い分けていきたいですね!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました(^▽^)/