SCARS(スカーズ)のメンバー・STICKY(スティッキー)さんが急逝したと報道がありました!
STICKY(スティッキー)さんの最後のツイートや、メンバーの投稿からその死は自死と予想されます。
日本初のハスリングラップを始めたと言われるヒップホップユニットSCARS(スカーズ)の中でも
独特の世界観で人気だったSTICKY(スティッキー)さんの死は大きな衝撃です。
STICKY(スティッキー)さんの死には例を見ないこころの闇が潜んでいたようです。
目次
STICKY(スティッキー)の人物像
ヒップホップユニットSCARS(スカーズ)とは?
SCARS(スカーズ)のメンバー・STICKY(スティッキー)さんは、どのような人物だったのか…
まずSTICKY(スティッキー)さんがメンバーであるヒップホップユニットSCARS(スカーズ)は、常に危険な存在のように見られていました。
結成された2003年頃は神奈川県川崎市で活動を開始します。
メンバーはもともとは8人でした。
脱退し復帰したメンバーが1人、脱退メンバーが1人で7人となっています。
リーダーであるA-THUG(エイサグ)さんは、2016年に逮捕され刑務所に服役しているという過去があります。
罪状に関してはいまだに不明です。
しかしSCARS(スカーズ)はそのカリスマ的存在から「レジェンド」と言われ、
2020年10月には活動を活発にしようとしていた矢先でした。
STICKY(スティッキー)の評価
STICKY(スティッキー)さんも過去に逮捕歴がある人物です。
彼の罪状は「大麻所持取締法違反」で、2010年川崎県警に逮捕されています。
明らかにはされていませんが同罪の初犯と考えれば、執行猶予付きの判決を受けていたはずです。
STICKY(スティッキー)さんの音楽スタイルは、SCARS(スカーズ)の中にあっても異彩を放ち誰にもない表現をしていました。
そこに現れていたというのが、
- 不信感
- ネガティブ
- 孤独感
という感情というものだったというのが特徴です。
音楽という中で人の闇やマイナスの感情を表現できていた得意な存在と言えます。
裏を返すと、常にSTICKY(スティッキー)さんにはこういった闇の部分がつきまとっていたとも考えられます。
死の直前のツイート
感情の爆発?
STICKY(スティッキー)さんの最後のツイートは、2021年11月12日に連続して3つの投稿がされています。
投稿された順に見てみたいと思います。
追い込まれた時に
人の本性は出る!— STICKYscars (@STICKYscars) January 12, 2021
人のコトを考えられないヤツが
オレの周りには多すぎる自分だけって考え方は
ホントに1人ぼっちの考えだオレはそこには居ない
— STICKYscars (@STICKYscars) January 12, 2021
人間関係に疲れたわっ
— STICKYscars (@STICKYscars) January 12, 2021
このSTICKY(スティッキー)さんのツイートを見る限り、人間関係に疲れたことが死の原因に直結しているようです。
事実STICKY(スティッキー)さんが病気である可能性は極めて低く、自ら死を選んでしまったようです。
メンバーのツイートと生前の姿
リーダー・A-THUG(エイサグ)
SCARS(スカーズ)のリーダー・A-THUG(エイサグ)さんは、2021年1月14日に5つの投稿をしています。
今日は悲しい日に☔️
— A-THUG (@a_high_044g) January 13, 2021
Scars 4eva
— A-THUG (@a_high_044g) January 13, 2021
Good morning blunt 🌳奴のために煙を上げて⛅️ pic.twitter.com/hYGhwUwT9n
— A-THUG (@a_high_044g) January 14, 2021
Long live my homie pic.twitter.com/oyKSfKDeSV
— A-THUG (@a_high_044g) January 14, 2021
Scarsの星は一つも消えません🌟
— A-THUG (@a_high_044g) January 14, 2021
— A-THUG (@a_high_044g) January 14, 2021
不思議なのはこの間に、早朝のピザの画像などが含まれていて何か意味があるのかもしれません。
bay4k(ベイフォーケー)
SCARS(スカーズ)のメンバー・bay4kさんは、特にSTICKY(スティッキー)さんと親しかったように思われます。
bay4k(ベイフォーケー)さんのツイートも2020年1月14日に投稿されていて、悲しみを抑えきれないように見えます。
お前想像出来たか?この場面で涙流す俺を、、、
バカヤロウ止まらねーよ、、、
— bay4k(ベイフォーケー) (@bay4k_2408) January 14, 2021
良い夜だった!!(SCARS LIVE 2020.12.26 at Juice Bar Rocket ) https://t.co/bRUjDkRaVG @YouTubeより
これがあいつとの最後の夜になった。
楽しく話せて心地良い夜だった😭#sticky
— bay4k(ベイフォーケー) (@bay4k_2408) January 14, 2021
メンバーからの動画、特にstickyからの動画嬉しかったなぁ😭 https://t.co/Lq7hb4YvWM
— bay4k(ベイフォーケー) (@bay4k_2408) January 14, 2021
bay4k(ベイフォーケー)さんの最後のツイートに、生前のSTICKY(スティッキー)さんの動画が映っています。
少し酔っているようにも見えるのは私だけかもしれません。
STICKY(スティッキー)のつくった楽曲
STICKY(スティッキー)さんがつくった楽曲で、人気の高い曲が「終わりなき道」です。
「前へ、前へ」という歌詞なのに、ラップなのにとても哀愁漂う曲です。
私はこんなかなしいヒップホップは正直はじめて聴きました。
聴くほどに悲しくなるやるせない曲です。
これはSTICKY(スティッキー)さんの実体験をそのまま表現しているように見えます。
おそらくSTICKY(スティッキー)さんは、この歌の中で表現した気持ちをずっと持っていたように感じられます。
まとめ
「レジェンド」と評されていた、ヒップホップユニットSCARS(スカーズ)。
メンバーのSTICKY(スティッキー)さんが亡くなったことが分かりました。
死因はおそらく自死と思われます。
人間関係やその他のことで、数多く悩み続けていたようです。
亡くなった日ははっきりしませんが、2021年1月12日に最後のツイートをした直後が可能性としては高いと思われます。
SCARS(スカーズ)のメンバーには、2021年1月14日に知らされたことが読み取れます。
STICKY(スティッキー)さんを慕う、共感するファンが多かっただけにとても残念です。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までご覧いただきありがとうございました。