「おくマスク」が2021年5月18日から、西川株式会社から販売されました。
今や飛沫感染予防グッズとして必需品となった、アクリル板などのパーテーションの問題を解決できるそうですが…
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「おくマスク」の画像を見てみると一見小型の置き鏡のようなかたちで、実際の使用の時に通常の「顔につけるマスク」を使用する必要があるかどうかの説明がありません!
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目次
ニュースの内容
開発理由
2020年に「西川の100回洗えるマスク」が累計300万枚以上、販売したという実績を持つ老舗メーカーの西川株式会社。
「おくマスク」の開発は、飛沫感染予防のパーテーションについての課題を解決するために行ったそうです。
確かにパーテーションで顔が見えない、衛生管理の基準が分からない、重いなどの問題は身近ですね。
私も仕切られたパーテーションがあっても、手などが触れないようにしたり自分で用意しているシートでふき取って除菌をするようにしています。
安心設計のパーテーション
西川株式会社によるプレスリリースでは、「おくマスク」の概要を下記のように表現しています。
安心設計のパーテーション『おくマスク』概要
【『おくマスク』の特長】
- 軽くて丈夫なフレーム:車の内装材にも使用する軽量素材を採用。軽くて丈夫なため、割れる心配もなく、設置場所の移動なども安全に行えます。
- 相手の顔がよく見える:抗ウイルス加工・抗菌加工の透明なフィルムを使用。ワイドビューで相手の顔がよく見え、コミュニケーションが円滑に行えます。
- 相手の声がよく聞こえる:下窓には声が通りやすいフレックスニットシートを使用し、会話がしやすい設計。フレックスニットシートは抗ウイルス加工を施し、交換式で清潔にご使用いただけます。
- インテリアに馴染む色:フレームはインテリアにも馴染みやすいナチュラルカラーです。
- 安心・安全の日本製:西川の国内工場で生産しているので、安心安全です。
- 組み立てが簡単:工具や強い力もいらず、足をはめ込むだけで簡単に組み立てが出来ます。
PR TIMES
ここに書かれてあるのは、
「おくマスク」=安心設計のパーテーション
ということだけなんです!
マスクではなくって、パーテーションってことでしょうか…?????
普通のマスクもつけるの?
公式サイト
西川株式会社の公式サイトで、「おくマスク」の使用についての詳細を確認してみました。
【西川株式会社公式サイト】
https://www.nishikawa1566.com/pdf/business/okumask_20210513.pdf
こちらでも説明されているのは『パーテーション』だということ。
抗菌や持ち運び、軽量などの面は書かれていますが、「おくマスク」を置くだけで良いのかどうかは全く説明がありませんでした。
マスクは必要?
2021年5月18日に販売開始となる西川の「おくマスク」。
マスクという言葉をつけていますが、あくまでも「おくマスク」という商品名の『パーテーション』であるようです。
現状では顔につける通常のマスクをしたうえで、パーテーションとして「おくマスク」を使用すると認識した上での購入検討をするものと考えた方がよさそうです。
ただ機能などについては自信がある商品であることも間違いなさそうですので、実際に公式ページを確認してみましょう。
フリーダイヤルでの問い合わせも可能です。
販売当日の2021年5月18日午前9時現在、筆者が確認したところでは、顔につけるマスクと併用するといった記載はありませんでした。
まとめ
「おくマスク」が販売されるとニュースを見て、一瞬「マスクをはずして仕事ができる」「これで長時間の息苦しいマスク生活から解放される」と私は喜んでしまいました (・・;)
購入を考えて「おくマスク」を調べてみて、『パーテーション』だということが分かり、正直かなりショックでした…( ; ᴗ ; )
ただパーテーションさえない場所もたまにあるので、軽量(340g)で簡単に組み立てられるなら持ち運んでもいいかなとも思います。
組み立てる時にお店だったり、お客さんの前だったりだと、礼儀としてどうなのか分かりません。
当面は今まで通り、不織布マスクの重ね付けのままになりそうです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!